2012年9月29日土曜日

本日の香:アクア・ディ・パルマ 「マグノリア・ノビーレ」 - Magnolia Nobile by Acqua di Parma

ロンドンでは朝晩が寒いほど冷えてきましたが、今日はなんとなく過ぎた夏、南仏やイタリアに想いを馳せ、それに合った香として、アクア・ディ・パルマのマグノリア・ノビーレを選びました。

このフレグランスの名前を直訳すると、「気高い木蓮」。木蓮を主題とした香ですが、最初の一吹きでは、ジューシーなレモンのノートがかなり強く、主人公の木蓮は影の存在。このレモンのノートは次第に薄れても、木蓮の共演者かのごとく、最後まで消えません。ドライダウンでは、徐々にパウダリーな木蓮が白檀のベースに支えられて静かに漂い、しっとりと優しい香に。その名に相応しい、高貴なフレグランスです。でも、柑橘類の苦手な方には不向きかも知れませんね。

フレグランスノート:ベルガモット、柑橘類、シーダー、木蓮、ブルガリア・ローズ、白檀、パチョリ、バニラ、べチバー。




0 件のコメント:

コメントを投稿